遠近両用メガネ研究会
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 眼とレンズの位置関係について 


遠近両用レンズにおいては、単焦点レンズよりもずっとずっと、目とレンズの位置関係が重要です。

すなわち、

1)眼とレンズの距離(角膜頂点間距離と言います)
 
  12mmが基準ですが、常にそうするべき、とも言えないのです。

2)正面から見たレンズのアイポイントの高さ

  これが高すぎると歩きにくくなりますし、低いすぎると手元の本な
  どが見にくくなります。
                 
3)正面から見たレンズのアイポイントの水平位置

  左右で目の 位置が少し違うかたがほとんどです。

4)レンズの前傾角
  
  加入度数が強くなるほど、これがシビアになります

5)レンズの輻輳(開散)角

  これも上記の4)と同様です。

これらの相違によって、同じ人が同じレンズを使ってメガネを作ってもかなり見え方が変わるのです。

ですので、遠近両用メガネの調製にあたっては、このあたりのことをきちんと設定や調整ができる

技術者が担当する必要があります。




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